不妊症の原因の1つに無排卵月経があります。
もし、妊娠を希望するのであれば排卵日にあわせて、夫婦で性行為を行わなければいけません。
この排卵は月経時に行われますが、月経はあるのに排卵されない状態のことを無排卵月経と言います。
月経の周期がやたら短くなったりする場合や、出血量が一定でない場合、体温の高温期がない場合は無排卵月経の可能性が考えられます。
無排卵月経は年々患う女性が増加していることから、現代病の1つといってもいいでしょう。
その原因は女性の社会進出も関係していると思います。
簡単に言うと働きすぎで過労になっているということです。
疲労が蓄積されていくと、ストレスを感じやすくなり交感神経が活発になります。
これにより、女性ホルモンの分泌量が低下してしまいホルモンバランスが乱れて発症させます。
上記の説明のように無排卵月経は現代病と考えられるため、今は月経が順調であってもいつか無排卵月経を患う可能性があります。
無排卵月経を予防するには、原因である過労をどのように防ぐかがキーポイントです。
過労の1番の原因である仕事を辞めてしまえば、手っ取り早いですが生活がかかっているためそれは難しいと思います。
ですので、どのように疲労を蓄積させないようにするかが重要です。
疲労回復するにはやはり睡眠です。
できるだけ、夜更かしをせず睡眠をしっかり取りましょう。
安眠枕や低反発マットなどを使用することで睡眠の質を上げることも有効です。
食事では、アミノ酸やタンパク質を摂ることで筋肉疲労回復させる効果があります。
また入浴やストレッチも筋肉疲労を取るのに有効です。
「疲労は卵子の敵」と考えてもよいでしょう。
無排卵月経の原因は疲労の他に自身の体質の場合があります。
自分の体質が悪いことで、生殖器官を機能が低下して排卵が起こらないんですね。
この場合は体質を改善することで、克服することができます。
まずは昔から「医食同源」という言葉があるように、毎日の食事でバランスよく栄養を摂取することです。
無排卵月経を患っている女性の食生活を見てみると、好きなものだけを食べていたり、インスタント食品中心の食生活の場合が多いです。
ですので、毎日バランスを考えて食事をとることで体質を改善することができます。
栄養摂取は継続しなければ効果はありません。
もし忙しくて料理することが難しいという場合はサプリに頼っても良いと思います。
食事以外でも体質改善のために漢方薬も非常に有効です。